2009年12月21日月曜日


スカイツリー


近所の中川に架かる、中川大橋(100mもない小さい橋ですけど大橋なんです)や

風の丘公園から、スカイツリーが見える事を発見しました。

今まで気がつきませんでしたが

一月程前の写真を見ると、なんと写ってるではありませんか!!!


なんで、今まで気がつかなかったのか???



今の高さは240mちょっと。

新宿の都庁とほぼ同じ高さ。

後、400mも上に伸びる!


驚きの高さです。



中川越のスカイツリー


写真を撮った「風の丘公園」と「スカイツリー」の位置
約4Kmちょっと


最終的に、高さは634mになるそうです。

完成時には世界一で、武蔵野?にちなんで「武蔵(634)」になったとか、、、


これからも、ちょくちょく写真に収めていこうと思います。

2009年11月24日火曜日

風の丘公園

先日の日曜日の朝に散歩に行きました。

中川と荒川に挟まれた「風の丘公園」は

もう、紅葉と冬景色の間です。



中川越しの風の丘公園


公園のカエデは緑から赤へきれいなグラデーションに染まっていました。


「もみじ」の紅葉。後ろに写っているのは舟番所資料館


この一帯は子供のころ、沼地のような所でした。

いまではマンションと、この公園です。

今の時期は、犬の散歩やウォーキング等の人が

ちらほら居るだけで、とても静かです。

多分、すずめの数のほうが人間より多いでしょう。

中川と反対方向には荒川が望め、散歩コースにお勧めです。

2009年11月16日月曜日

浦安の注連縄

昨日の日曜日に、浦安の郷土資料館に行きました。

場所は浦安の旧市外のはずれにある

市役所の敷地内で、昔の町並みを再現していて

土日には駄菓子やも開店していて

我が家でも年に何回か遊びに行く場所です。

そして、なんと!入場無料!!


子供達は「江戸時代に行こう!!!」とせがみます。


写真はベカ舟に乗っているところです。

船頭さんは本当の(昔の)漁師さんで

漁業権を放棄したあと、東京都の仕事などをされたあと

資料館ができると、ボランティアとして舟を作ったり船頭をされているそうです。




何度か行くうちに不思議な物を発見しました。



注連縄?(紙垂?)



色つきの紙垂(しで)

上の写真は床の間や入り口にかざってある、注連縄や紙垂です。

注連縄のような?紙垂?のような、紙のかざりは

資料館の方にお聞きしてもわかりませんでした。

ただ、浦安でも現在たった一人の方だけが作れて、形や色の謂れについては

解らないそうです。


私には、アイヌのイナウのようにも見えました。


他では見る事のない、独特の注連縄。


ディズニーランドの直ぐ側に今も生きている不思議な習慣です。


この注連縄について、何か知っている方がいらっしゃいましたら

ぜひ、教えてください。


資料館の方にもお伝えしたいと思います。

2009年11月4日水曜日

真弓

今日は私の実家(千葉県、白井市)の自然をご紹介いたします。



白井といえば梨が有名ですが


実家の周りにはまだ林が沢山残っていて


色々な木を見つけることができます。


下の写真は「真弓」と言う木で


春に花が咲いて、秋から冬にピンクの殻に包まれた


赤い実がなります。


この可愛い姿からは想像できませんが


「真弓」の名前は


昔、この木で弓矢の「弓」を作ったからだそうです。


私は折ったことはありませんが、きっと丈夫な木なんでしょう。




冬に色の少ない(紅葉はありますが)林で

一際、輝いてます。



この泥人形は長女が二年前の冬に

庭で泥遊びをしていて「目になるような葉っぱない?」

と言うので、真弓の実を取ってきてあげた時の写真です。


親ばかながら、結構良く出来たと思いました。

2009年10月27日火曜日

カンブリア宮殿

昨晩テレビ東京の、カンブリア宮殿

で、「新型インフルエンザのワクチンが足らない」事をテーマに放送がありました。

実は、週末から長女が新型インフルエンザにかかってしまい

(今はもう良くなりましたが、学校は学級閉鎖に・・・)

興味深くみていました。


内容はここでは詳しく書きませんが

つまり・・・


1-以前は学校でワクチン接種を行っていた。(サービスの提供)

2-副作用の裁判で次々に国が裁判で負けた(国民からのクレーム)

3-ワクチン接種が自己判断になり摂取比率か下がる。

4-ワクチン製造会社が製造を中止(サービスの低下)

5-パンデミック時に製造が間に合わない(サービスを受け取れない)


という、身近に良くある過程を経て、結局は自分に帰ってきてしまう

結論になってしまった事でした。


少し前・・・

私もありました。

A新聞をずっと取っていたのですが

ある月、朝、新聞が届かなかった。

同じ月に、昨日の朝刊が入っていた。


強くクレームをいれたのですが

(朝の新聞は私にとって、とても重要なものですから、、、)

簡単に「すいません」の一言ですまされてしまい


そんなら!と

M新聞に、見せしめの為ちょっとだけ変えようと、、、


ところが、先日A新聞の販売店の前を通ると

無くなっていました。


今思えば、「配達の責任ある人を集めるのにも苦労が多いことでしょう」

と察しも付きますが、多分そんなことも関係なく

クレームが多くなり、販売店が閉店。


そんなストーリーが目に浮かびます。


同じ事だとおもいました。


なんらかの理由で問題が起き強いクレームが出る。

サービスの提供側はクレームを恐れて、縮小、撤退をする。

サービスを求めても、すでにそのサービスは無いか、限定的になっている。


店で、学校で、役所で。

色々な所で、同じ問題が日本中に広がっています。


自分も含め(私が最も気をつけなくては、、、)

クレーム社会の問題は、非常に考えさせられました。

2009年10月19日月曜日

大島の映像

「江東ワイドスクエア」というケーブルテレビの番組が

江東区のサイトからWMP形式で見ることが

できるのを発見しました。


6月28日~7月4日放送の

水彩都市・江東 大島歴史探訪

では、大島や小名木川の昔を詳しく

紹介しています。

船番所資料館の「久染さん」は

イベントの時に何時も面白い解説をしてくれて

盛り上げてくれます。


他の職員の方に伺った話ですが

大学時代、落研だったそうです。


なるほど!話がお上手なわけだ!


又、四月に放送分の

てくてくで行こう!(3) しおのみち

では、先日の(このブログの)

水分茶屋のまわり

でご紹介した、仙台堀や塩舐め地蔵などが

軽やかに?紹介されてます。


是非一度、ご覧下さい。

2009年10月16日金曜日

ナナカマド

先日に引き続き

「いきものみっけ」のナナカマドの紅葉

に投稿しました。
半分位紅葉してます。

赤い実がなってます。


ただちょっと自信がありません。

葉の形が少々広い気がします。

詳しい方、教えていただけると嬉しいです。


この木があった「わんさか広場」あたりは

荒川と中川に近いため、都内でも比較的早くから

紅葉がみられます。


中川を渡り、江戸川区側に行くと

夏でも夕暮れには都内とは思えないような

涼しい風が吹きます。


そういえば、荒川沿いのT.Oショッピングセンター

最近行かなくなりました。


千本桜の季節のピクニックや、荒川のバーベキューの時など

食材やビールなんかが足らない時

とっても便利なんです。

トイレもこっち(荒川のトイレは少々問題が、、、)の方が

きれいです。


是非、頑張ってもらいたいな~。

2009年10月13日火曜日

ツマグロヒョウモン

環境省 自然環境局生物多様性センターの企画で

いきものみっけ

というホームページがあります


昨日、中川口で生き物を探していたら「ツマグロヒョウモン」らしき蝶をみつけました。




ツマグロヒョウモンは、ひらけた草地などを好みます。主に西日本に分布していますが
近年関東地方などでも見られます。
メスの前ばねの先にある黒い部分が 特徴で、名前の由来にもなっています。
これは毒をもつカバマダラに似せていると考えられています。
幼虫はスミレ科の植物を食べ、市街地では植えられたパン ジーの葉も食べています。
幼虫は黒い体に赤い線が入り、長いトゲでおおわれています。


(いきものみっけ)より



よくみかけていたのですが

ずっと、アカタテハだと思ってました。

夏のクマゼミといい、このツマグロヒョウモンといい

西日本の虫がどんどん関東にも増えているんですね。

2009年10月7日水曜日

そば汁(つゆ)

今日はすごく暇そうなのでちょっとゆっくりと

レシピなどのご紹介をします。

実は以前、ん十年前、知り合いの蕎麦屋さんの手伝い(大晦日だけですけど)

してました。

そして、教えてもらった「蕎麦汁」の作り方です。



まず「かえし」を作ります。


必要なのは、しょう油、砂糖、みりん。


1-しょう油は「ヒゲタしょう油」が江戸風でしょうがあまり拘らなくてもだいじょうぶです。

2-砂糖は上白糖

3-みりんは本みりんを使ってください。

分量は 6:1:1=(1)600cc+(2)100g+(3)100cc

作りたい量によって変えてください。


混ぜ方には三通りあります。


a-全部の材料を鍋に入れて、加熱、沸騰しないようにして灰汁をとりながら煮ます。-全返し

b-半量のしょう油と、全部の砂糖、みりんを上記↑で作り、残りのしょう油を後から加えます。-半返し

c-全部の材料を混ぜておしまい。冷蔵庫で二三日寝かせます。-生返し


加熱によってしょう油の香りを飛ばす為、全返しが一番まろやかで、生返しがいちばんパンチがでます。

砂糖やみりんの量によっても強さは変りますので

まずは、上の分量で作ってみて、お好みで調節してください。


ちなみに我が家では、半返し、で加熱も砂糖が溶けたらおしまい。

半返しと生返しの中間くらいです。


これが(返し)できたら冷蔵庫で寝かせてください。

勿論、自宅用ですから、すぐに使っても大丈夫。


煮物などでも,すき焼きでも色々に使えます。


次に、出汁、を取ります。

これは各家庭でご自由にどうぞ。


鰹節でも、昆布を入れても、干ししいたけを入れても。


今、私が一番気に入っているのは「水出し」です。

鍋に水を入れ、昆布とタップリめの鰹節をいれます。

そのまま、1~2時間おいておきます。

ざるで漉しておしまい。

簡単ですが、すっきりとした出汁ができます。


(残りの鰹節は、もう一度、水を入れ、火にかけて二番出汁で味噌汁に)


温かいそば(うどん)なら

返し-1,出汁-5~6


冷たい、つけ汁なら

返し-1,出汁-3~4

濃い目、薄い目はご家庭の好みでどうぞ。


返しを作っておくことで

日本料理にはたいていの事に使えるのでとっても便利。

肉じゃがの味付けなんかにも最高!

是非、お試しください。

台風です

台風18号が接近ちゅうです。

今週は月曜から、すでに台風の影響か

天気がぐずついています。

外を歩く人もまばら、、、


店もなんとなく不調。

外へ出られないのでこのブログ用の写真も撮れません。


いっそ、明日になったら台風の中を東京湾まで写真撮りに行こうかと、、、

子供の頃は台風が来ると、なんとなくワクワクしたものですが。

壁に貼ってあった日本地図に粘土で台風を(丸くて平べったく)作り、貼り付けて

「今どこ?」の地図を自作してました。


夜に停電になれば、ローソクを灯してはしゃいだり。

あんな風に台風を楽しめれば楽しいのでしょうけど。

勿論災害の心配は在りますが

子供の頃に比べれば、家も丈夫(昔の我が家は典型的な下町の木造屋)

になったし、めったに停電もしません。

もしかすると、「わくわく」は、ちょっとの「危険」の隣にいるのかも。


明日は店、どーしよーかな~?

ほんとに休んで、写真撮りに行こうか?迷ってます。

2009年10月2日金曜日

新作です

水分茶屋物語-その、見たものは

千文字小説に新作、投稿しました。

ちょっと怖い話です。

ぜひ御一読、宜しくお願いします。

2009年9月28日月曜日

水分茶屋のまわり


昨日の日曜日は、水分茶屋の近くを自転車で写真撮影に出かけました。


まずは、すぐ近くの宝塔寺へ
(江戸時代の地図には「法道寺」ともかかれています)

ついでに(すいません)

おじいちゃん、おばあちゃんにも御参りしました。

右側が、塩舐め地蔵
左は六地蔵です。

塩舐め地蔵の説明文



小名木川へ出て、塩の道橋へ。
まだ新しい橋です。
ドラマ撮影にもつかわれてました。



ふり返ると、番所橋(青い橋)と風の丘公園が見えます。




塩の道橋を渡り砂町へ入ります。
仙台堀川公園を南に下ると
葛西橋通りの手前に「大石家住宅」があります。



中に入ると本物の囲炉裏に火が。
茅葺屋根を燻す為です。



裏へ回るとこんな感じ。

手前の歩道と奥の鉄柵が無ければ
本当に田舎の景色です。


(以下、江東区のHP説明文より)


旧大石家住宅

 旧大石家住宅は、江戸時代に建てられた区内最古の民家です。「安政の大地震」(安政2年、1855)でも倒れなかったという言い伝えや、信仰の証として 残された150枚以上もの成田山の御札は、築後150年以上もの長い時間が経過したことを物語っています。その間、安政の大地震のみならず、関東大震災、 戦災、あるいは繰り返し発生した水害など、数多くの災害をくぐりぬけ、大石家の暮らしを支えてきました。

 建築当初の姿を現在に伝える旧大石家住宅は、文化的・歴史的価値を守り伝えるため、平成6年3月に江東区の指定有形文化財(建造物)となり、解体調査を経て、平成8年、仙台堀川公園内ふれあいの森に移築復元されました。

 また大石家では、砂村前面に広がる干潟の海で海苔養殖を手がけていました。養殖は、漁業権の放棄により、昭和30年代中ころで終わりましたが、実際に使用された道具が残されており、この辺りに多く見られた海苔生産者の暮らしぶりの一端を伝えています。


折り返し地点の富賀岡八幡宮
(砂村の元八幡)に到着です。

説明文


正面から鳥居ごしに。



境内ではお祭りの後かたずけの人たち。

週末に祭礼があったようです。



元八幡を後に、東へ向かいます。
間もなく荒川の土手を乗り越えて河川敷に。


釣り船が並んでます。

奥に見えるのが葛西橋です。

その先は・・・東京湾




荒川を北へ登ります。

ちょうど水位は満潮ちかくで、僅かに残った干潟には「トビハゼ」が
(赤マルの中)

去年見たときはもう少し大きかったような?
今年のはまだ赤ちゃんハゼ(3センチくらい)でした。


河原にはススキが生えてます。

でも、以外と少ないんです。

「よし」や「あし」はいっぱいあります。



近くまで帰ってきました。

中川の土手です。

日曜日のため、バーベキューや釣りの人がいっぱい
(がらがらじゃないか?って?)

これでも人が多いほうです!

本とうに、ここ、東京?



夕方に子供達と、上の写真のところでカニ釣りに。

餌は「夕飯用の秋刀魚」を切り身にして持って行きました。

カニも夕飯に?


いえいえ、遊んでもらったら、川に戻します。



最後に今日の移動範囲を地図にしてみました。

水分茶屋から折り返しの元八幡まで

大体、自転車で十五分位です。

寄り道しながら、一時間半ほどでした。



外を自転車でぶらぶらするにはちょうど良い季節です。

また、別なルートに出かけたらお知らせしようと思います。

2009年9月24日木曜日

連休

この連休も水分茶屋は営業してました。

ただ、いつもより人が少ない感じ。

街中がしーんとしてました。


子供達が先週末に運動会だったこともあり

少々お疲れぎみで、出かけなくて正解だったんですけど。


鹿嶋のお婆ちゃんちにもいきたがらず・・・


そんなわけで一日も休まず営業することに。


ただ、ドングリ拾いには又出かけました。


卒園した幼稚園の先生に道で会い

「在園生の為に丸いドングリが百五十個欲しい」

とオーダーがあったからです。


朝のうちにでかけ、拾って、家に帰り-約三十分。(あっというまです)


家で数えたら二百七十個。


今日、夕方に次女が届ける予定です。

2009年9月18日金曜日

小さい秋

今朝、中川口や駅前のわんさか広場へ行ってきました。
手前が小名木川、奥が中川です。
階段の上に小さく見えるのが旧水門(中川閘門)です。
木々が少しずつ色付いています。






船番所資料館前にて
愛車の自転車と。(もう20年以上相棒です)
紅葉が始まっているのが見えます。






わんさか広場のどんぐり。
一マス1cmです



もうドングリが落ちてました。

今朝の採りたてです。

写ってませんが全部で二十個くらい。

一生懸命探したわけではなく、あっという間に貯まりました。


コナラのドングリだと思いますが、左側の4個は一際大きい物。

右の他のドングリに比べて一回り以上の大きさがあります。


この実を付ける木はたった一本だけなので

場所はナイショ!


今週の休みには子供達とさっそく、ドングリ拾いに出かけるつもりです。



2009年9月16日水曜日

お子様大歓迎!

開店以来、何度も来店してくれる方がいます。

そのお孫さん(まだ、小さいお子さん)が肉豆腐の豆腐が大好きだとか・・・

又、最近何度かみえたお母さんは小学生のお子さんが「煮込み」を

「美味しい」とばくばく食べてくれた・・・とか。


勿論、どなたでも美味しいといわれれば嬉しいのですが

「子供が美味しいっていってます」

これが一番うれしいお言葉。



子供は正直。

どんなに飾っても不味いものはまずい。


とっても励みになります。

2009年9月14日月曜日

地元名物に推薦!

水分茶屋の煮込みの写真です。


水分茶屋のある東京の江東区といえば、アサリ料理が有名ですが

(特に、深川めし=元々アサリの味噌汁をご飯にかけたもの)

今は、木更津のアサリを使っていれば良いほうで、勿論地物のアサリなんてありません。

ちなみ私の親の世代は、子供の頃、夕飯が近くなると

ざるを持って川までシジミを取りに行かされたそうです。

その時に親(私の祖母)の台詞が


「食べきれないから取りすぎちゃあいけないよ!」


だったそうです。



そんなわけで(どんな訳?)水分茶屋の料理を考えていた時

もう、地元の食材なんて無いんだから幕末の日本で珍しかった牛肉にするか~

ってぐあいに決まりました。


十年後くらいには、大島や砂町の名物料理(地元B級グルメ!)にならないかな~


ご賛同いただけるかたには



作り方教えちゃいます。

下ごしらえした肉、お分けしちゃいます。

居酒屋さん、お蕎麦屋さんに卸、しちゃいます。

地元の新名物をつくりましょう!


って、かってに一人で盛り上がってます。



紅しょうがについて・・・

水分茶屋の牛スジ煮込みは基本的に

屋台の「ヤキソバ」や「お好み焼き」の延長だと思ってます。

子供の頃に駄菓子屋で食べた怪しげな、心躍る食べ物の様に

ちょっとだけ駄菓子感を出すためにあえて

赤いものを使ってます。


お許しを!!!

2009年9月9日水曜日

牛スジ煮込みの食べ方

牛スジ煮込みの食べ方、色々をチラシの裏にプリントしてみました。
読みにくいかもしれませんので、書いてみます。




牛スジ煮込みの美味しい召し上がり方

 そのままご飯のオカズに、お酒の肴に!
  フタを取ってラップをかけ、15~30秒程レンジでチン!
  熱々が召し上がれます。


 肉そば、肉うどん
  そば、うどん、温麺に乗せればちょっと贅沢な肉そば、肉うどんの出来上がり
  水分茶屋の煮込みはソバ汁と相性抜群です。


 牛スジ丼
  あたたかいご飯にのせて牛スジ丼に!

  又はコンビニのおにぎり(昆布がおすすめ)をレンジであたため、ドンブリへ。
  煮込みをのせれば牛スジ丼に。海苔は千切って最後に上からのせましょう。


ちょっと変った召し上がり方

 牛スジカレー

  一人前の作り方

    牛スジ煮込み(1つ)を鍋に移す。
    容器。1杯の水を入れる。
    温まったら、カレールーを入れる。   -カレールーは少しすくなめに!- 

 冷たい牛スジゼリー
    
  冷蔵庫で冷たく冷やしてください。
  ゼリー状に固まったら出来上がり!
  脂肪分の少ない、水分茶屋の牛スジ煮込みならではの食べ方です。

   酒の肴にぴったりです。

 牛スジバーガー

  バンズ(食パンでもOK)をトースターで軽く暖める。
  レタスと牛スジ煮込みを挟む。
  マヨネーズを塗る。
  食べると...旨い!!!


と、色々な食べ方を紹介いたしました。


他にもまだ試していない方法もこれからじょじょに増やしてゆくつもりです。


家ではこれ!!!ってかた、是非、教えてください。

2009年9月1日火曜日

裏話・・・

水分茶屋を始めるにあたっての裏話をちょっと書きます。


長女がまだ幼稚園に通っていたころ、、、

同じ幼稚園の親どうしが仲良くなって居酒屋に集まることが何度かありました。

そして、卒園、小学校に入学。

それでも、何組かはそのままの付き合いが残り、居酒屋で集まっていました。

そのうち、「居酒屋もいいけど料理持ち寄って誰かの家でホームパーティーにしない?そのほうが美味しいし安上がりじゃない」ということになったのです。


そして実際に話がまとまり、夕方から集まりだしました。



料理自慢の母親がタップリの料理を作り、子供達に先に食べさせます。

おなか一杯になった子供達は遊び始め(居酒屋ではこうはいきません!)

親たちはここからが本番。

それぞれ好きな飲み物(勿論、これもそれぞれの持ち寄り)でわいわい、がやがや。

やがて、夜も遅くなると家が近いので帰るのもかんたん、そこへ泊まる(子供だけ)のもよし!

*これを元にした話が、千文字小説-三人娘なんです。*


そんなことを何回かやっているうちに、ナンカ店やりたいね~。ってことに、、、


ここまでが、2年程前の事でした。


そんじゃ~作っちゃえ!と構想はして見たものの、なかなか実現しません。


しかたがないので、小説の中だけでも・・・(代わりになる?)と千文字小説で昨年の秋から水分茶屋という小さな「茶店」を開店。


そして、この夏には、本当に作ってしまったと言うわけなんです。


今は、まだそれぞれの家庭での母親としての役割が終わっていない「かあさん」たちに替わって、藤衛門が運営していますが、いずれ、(近い将来は)店を手渡したいと思ってます。


その時はもう少し広い所へ移れるといいんですけどね!

2009年8月26日水曜日

水分茶屋物語

久しぶりに、水分茶屋物語-夕化粧の花

千文字小説に投稿しました。

今回もそうですが登場人物はみんな実在のモデルがいます。

今までは色々な友人や知り合いでしたが

この話は実際の水分茶屋のお客さんがモデルです。

多分、ブログなんか読まれない方だと思いますがもし、読まれたらと少ししんぱいです。

これからも色々な方に登場していただきますので、もし、あれこれって私?

と思われた人はどうぞ苦情?言いにきてください。

お酒、一杯サービスします。


登場したい!!!という奇特な方。

ぜひお待ちしております。

2009年8月25日火曜日

名前の由来

水分茶屋 の名前の由来ですが

最初にこの名前に出会ったのは

吉川英治さんの私本太平記でした。


太平記は鎌倉時代終わりから南北朝時代

足利幕府成立の時代を舞台とした小説です。


その中に、楠正成という武将がでてきて

水分館(みくまりのたち)に住んでいる場面がありました。


なんとなく、その「水分」の文字が気になっていたのですが

数年後、いざ自分で店に名前をつける事になった時


茶屋=水---水分と連想ゲームになったわけです。

さらに、偶然ですが、「みく」と「まり」は

我が家の二人の娘の名前とも重なりました。


ちなみに、水分は水(み)分(くまり)で、水をくばる-分水嶺のことだそうです。




追記:ネットで検索されると、ほとんど九州のほうのお茶屋さんと民宿がヒットします。

    本家、水分茶屋のみなさん、すいません。


    真似するつもりはありませんでした。

検索しても、、、

以前、別のサイトでブログを何ページか書き込み

使いにくかったのでこちらに移動して新規一転と思い

前のブログ削除してしまいました。


ところがどっこい。


何度検索かけても以前のブログばっかリヒットして

新しいのが出てきません。


やっぱり慌てて削除しないで前のブログにリンクさせておけばよかった、、、


後の祭りです。

2009年8月24日月曜日

中川口で屋形船

資料館とその前の公園

先週末の土曜日(8月22日)に中川船番所資料館の主宰で屋形船に乗るイベントに参加しました。

午前11時40分集合ということで、午前のテニスレッスンから帰ると直行で次女の手を握りしめ
バックには、母(妻)お手製のハンバーガーをつめて小走りに。

実は、水分茶屋と資料館は歩いても3~4分の距離ですが心せくまま、、、

到着後、受付を済ませるとほとんどの人が集合すみでした。


係りの方に出発の時間を聞くと

館内の見学の後なので30分程時間があるとのこと。

何度も中を見たことのある私たちは資料館前の公園(写真の手前)で早速ランチに。


その後、番所橋を砂町側へ歩いて渡り、乗船場に到着。乗船場


屋形船です。

実は、私、屋形船は始めてなんです。

ところがこの日は曇りながらの蒸し暑い日。

エアコンが有ると思っていたら窓全開!

かなりの暑さです。

前に座ったご婦人に

「無料のイベントなんだから贅沢いっちゃだめよ」とたしなめられ

娘(6才)は汗を額に光らせ寝転がるしまつ。


それでも中川を北十間川まで遡り、ユーターン後ロックゲートから荒川へ出ると

スピードを上げた船にはいい風がふきました。



ロックゲート
荒川側から見る

二時間程のイベントでしたが川から眺める景色はいつもと違います。

家へ帰ってから、いつもの焼酎の麦茶割りで咽を潤し、慌しい半日を振り返ったしだいでした。




2009年8月21日金曜日

今夏デビューの朝顔

水分茶屋の周りには何かしら花が咲いています。
この写真は今夏からデビューした「オーシャンブルー」という外国の朝顔です。
もちろん普通の朝顔もありますが、去年この花を知って今年こそはと思ってました。
ゴールデンウィーク頃に苗を探して買って来ました。
なぜか「種」のならないこの朝顔は近くで見つけても種を取ることができないのです。

まだ、試してないのですが、つるがサツマイモの様に丈夫なので
挿し木でふやせそうです。

試してみたい方はどうぞ声かけてください。
待ってます。

2009年8月20日木曜日

ドラムを敲く

我が家の長女がまだ二歳の時のビデオです


今ではずいぶん大きくなりました。

わんさか広場



水分茶屋の近く、都営新宿線の駅前に「わんさか広場」という公園があります。
子供のころは工場と未使用機械の捨て場やトラックの駐車場のような場所でしたが
今では、きれいな公園に変身しました。
昔、六化クロムで汚染されていた場所とは思えません。
もう暦の上では秋ですが、まだまだセミたちは元気十分。
アブラゼミは木に鈴なりで捕まえる気にもならないほど。
十年ちょっと前には考えられないくらい増えてます。ミンミンゼミもあちらこちらで大合唱。
近所でミンミンゼミを取れるなんて、、、、、


さすがに、ヒグラシは居ませんが、最近 クマゼミ がちらほらと。

だけど声はすれども姿は見えず。
見つけにくい所にいるようで声の方角をさがしても、、、、、

一度だけでも姿が見たいと思ってます。


秋には大小さまざまなドングリが取れるこの公園。

隣の風の丘は紅葉がきれい。

その先には小松川千本桜で有名な荒川の土手。


ホント、住みやすくなりました。


数十年前のNHKで「黄色いマスク」という題名で公害が特集された場所なんです。

この番組、誰か、覚えてますか?

2009年8月19日水曜日

千文字小説

昨年秋から、千文字小説 というサイトに水分茶屋を舞台にした話を投稿していました。



東 裕治朗 のペンネームで何作か書いたところで、実際の水分茶屋を作り初めてしまったため忙しくて中断していました。

その中でも一番評判良かった作品を一つ。

又、連作はじめないと、、、、、






水分茶屋-中川口物語 暮れ六つ




「逢魔が時をご存知か」
その客は突然、主の籐衛門に聞いた。

「はい、大禍時とも申します。夕暮れ時まだ明るさが残っておりますのに
町に人影がふっと消えて後ろから足音がひたひたと近づいて、、、」

「そう、その事だ。一昨日、実際にあった。」

中川口の水分茶屋の縁台には他に二人づれの客がいたが、茶を飲み終えている。

外は木枯らしが吹き、暮六つにはまだ暫くだったが、客が引けたら早仕舞いしようと
籐衛門は考え、かたづけ物をしていた。

「此処においておくぜ」
二人づれの客は茶代を置き立ち上がった。
「ちぇっ。夏でもないのに幽霊話か。よけいに寒くなっちまう。」
店を出ながら話す声がきこえた。

「お客様、逢魔が時に逢いましたか。」

「そうだ。ちょうど二日前、猿江町の材木置き場のあたりだった。
気がつくと昼間の風がぴたりとやんでいて大川の方へ陽が沈んでゆくのを眺めながら
大横川に沿って歩いていると後ろから足音が聞こえた。
他に人が歩いているのが当たり前だが、なんとなく気になって振り返ると誰もいない。
前をむいても誰もいない。妙に静かな中に自分独りだけが其処にいるのに気がついた。

「むじなに騙されましたな。それとも河童でしょうか。本所には昔から河童の話も
ございます。深川や本所には川が行く筋も流れそんな話を聞いたことも何度か。」

「よしてくれ。思い出しても背筋が寒くなる。」

「申し訳ございません。お詫びに熱燗と漬物などはいかがですか。
いえいえ、もちろん御代はいただきません。さ、どうぞ。」

「その胡瓜の漬物は夏のあいだに漬けておいたもの。古漬ですが酒にも飯にもよく合います。」

「ん、旨い。酒も上等だな。ところで主、今何時かな?」

「はい、ぼちぼち酉の刻かと。」

「そうか、ん、旨いうまい。」

「喜んでいただけたら嬉しゅうございます。ちょうど油揚げもございます。
炭火で炙って醤油を垂らすとこれも酒と飯にぴったりです。」

「これも好い味だな。酒をもう一本くれぬか。なに、金ならある。馳走になるだけでは
申し訳ない。少し金を使わせてくれ。」

「お気使いには及びませんが、酒がお気に召したのならいくらでもお出しいたします。」

「ただちょっと、、、、」
籐衛門は言いよどんだ。

「もうじき暮六つ。陽もくれます。提燈の用意をいたしましょう。」と
店の奥へ行き、襖の陰から客を見ていた。

その客は、酔っ払った手つきで、腹巻から枯葉を出し、
「提燈はいらん。金は此処に置くぞ。」とどなっている。

籐衛門は笑いをかみ殺しながら眺めていた。



千文字小説より

水分茶屋のメニュー


メニューのチラシ

現在のメニューです。
牛スジ肉の煮込みと味のよく染みた豆腐。
最初は国産の牛肉で始めましたがあまりにも脂が多すぎてオーストラリア産に変更。
その脂もほとんど残らない位に取ってあるのですごくサッパリと仕上がりました。
昔ながらの「こってり」「ぎとぎと」の好きなかたにはちょっと物足りないかも。
でも、コラーゲンはタップリだし、健康食です。

付け合せのサラダもこれまた繊維質タップリで、私の場合これ食べると翌朝、おなかすっきり。

店の前にもこのチラシを下げてありますが、プリントして持ってきてくれた人にもサラダサービス!
(ハーフサイズでも結構入ってます)

さらに、何処かのサイトに水分茶屋の事書き込みしてくれたら-書き込みしたよ~ってメールくださいね-さらにサービスしちゃいます。

これからのシーズンに下町散策をするならお弁当代わり
にどうぞ、ご利用ください。近所のマップなんかもありますよ。

食べログ もよろしく

本当に開店してしまいました

イメージ実際の出来上がり


昨年から計画を進めていた水分茶屋のスケッチと実際の写真です。
この前にも色々なパターンを考え、最終的にこの案に。
本業の合間に建築に取り掛かりゴールデンウィーク明けから二月掛りで完成させました。
給排水工事と厨房器具以外は全部自作です。

この小さな小さな店をどうやってこれから育てて行くか、思案中です。